HSPは繊細・敏感すぎてつらい?生きづらさを緩和するヒント

HSP

1日中気を張っていて、気疲れしてしまう。

怒られているのが自分じゃないのに、ひどく傷ついてしまう。

相手と意見が違った際、強く否定出来ずに、相手の意見に流されてしまう。

 

繊細で敏感なHSP(Highly Sensitive Person)が原因でこのような悩みを抱えていませんか?

 

ふゆ
ふゆ

この記事を書いた内向型HSPのふゆです。

私もHSPの性質が原因で生きづらさを感じることがあります。

 

自分の特性と解決方法を理解することで、息苦しさが軽減されます。

今回は、同じく息苦しさを感じる人へ向けて、解決方法をご紹介します。

あなたも自分の特性を理解して、もう少しラクに生きてみませんか?

HSPの定義

HSPとは、「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」

生まれつき「非常に感受性が強く敏感な気質もった人」という意味で、

頭文字をとって「HSP(エイチ・エス・ピー)」と呼ばれています。

HSPは環境や性格などの後天的なものではなく、先天的な気質、生まれ持った性質であることがわかっています。

HSPはなぜつらい?

なぜHSP体質はつらいと感じるのか。

HSPの特性を理解することで理由が見えてきます。

五感が敏感すぎる

HSPの人は、そうでない人よりも五感が敏感で、あらゆる変化に反応しています。

・騒音、光、におい、気候の変化など、自然に発生する避けられないもの。
・人が発する雰囲気や言動、距離感など目に見えないもの。

反応の強さや、何に反応するかの違いは個人差がありますが、複数該当する方が多いです。

視覚はサングラス、音はイヤホン、とアイテムで防げるものはある程度未然に防ぐことが出来ます。

 

目に見えない外部からの刺激に対しては対応策が難しいので、疲弊してしまいます。

共感力が高く、相手の感情に左右されやすい

HSPの人は周囲の人の反応や言動で感情を読み取る能力が高いです。

空気を読んで対応したり、先回りした行動が出来ます。

親の顔色をうががって育ってきたので、自分の意見や感情が分からなくなることがあるでしょう。

 

感受性が豊かなので、映画やドラマ、芸術作品に強く感情移入することが出来ます。

ホラーやアクションは刺激が強く苦手です。

自己否定が強い

HSPの人はとても良心的な人が多いです。

対人関係では、相手のことを悪く言ったり責めたりしません。

相手の事を優先し、思いやりや気遣いが出来ます。

 

その反面、何かトラブルが発生すると、自分のせいなのではないかと考えがちです。

気が付きすぎるが故に気になると深く考えてしまいます。

 

他人を敵対視したり攻撃をしないため、

周囲からストレスの捌け口や怒りの標的にされやすい傾向にあります。

そんな経験を積んできた結果、自己否定が強くなってしまいます。

敏感なので疲れやすい

HSPの人は、周囲の反応や刺激にとっても敏感です。

それが原因で疲れやすい傾向にあります。

楽しい、と思って行動していることであっても、

音や光などの避けられないものにも反応しているので、気付いたら疲れています。

生きづらさを緩和するために

HSP体質の人は、外的要因によって、敏感に反応し疲れやすいことが分かりました。

影響を受けにくくして、生きづらさを緩和する方法をご紹介します。

完璧を求めず、少しずつ気を付けることで改善に向かっていきます。

HSPを理解し、向き合う

自分がHSPだという事を受け入れましょう。

HSPは病気ではありません。生まれ持った性質です。

HSPだから、と言い訳してネガティブになるのは良くないのですが、

素直に受け入れてみるとラクになる人も多くいます。

 

HSPは簡単にセルフチェックが出来ます。


自分が刺激を受けやすい苦手な点が分かれば、事前に回避したり、軽減することが出来ます。

・音に敏感
⇒イヤホンや耳栓を持ち歩く。
・他人の感情に左右されやすい
⇒相手と一線を引く。難しいなら、物理的に離れましょう。

危険を察知したら逃げても大丈夫です。

無理をせず、休むのも大切

疲れたら無理せず休みましょう。

疲れやすさの原因を回避することも大切ですが、回避できない要因もあります。

 

疲れてしまったら、自分を責めずに休みましょう。無理は禁物です。

休むことも悪い事ではありません。

ゆっくり休んで元気になったら、また活動すれば良いのです。

健康であることがなによりも大切です。

リラックス・リフレッシュできる環境作りを

疲れた時のリラックス・リフレッシュ方法はありますか?

 

・運動したり、思いっきり体を動かしてリフレッシュする方。
・ゆっくりお風呂に使ったり、アロマでリラックスする方。

 

どんな時がリラックスできるのか、

疲れた時のリラックス方法を把握しましょう。

日々の生活に簡単に取り入れられる方法がベストです。

 

私のリラックス・リフレッシュ方法をご紹介します。

ストレス解消したい時:ボクシングジムでストレスを発散してリフレッシュ!

(ボクシングの試合は痛そう、と思ってしまうので、見れません…)

疲れた時、癒されたい時:あたたかいアイマスクをしながら好きな音楽を聴く。

 

これをしているときは落ち着くな~といった感情を大切にしましょう。

まとめ

HSPがつらいのは、周囲の反応に敏感に反応をしてしまっているから

生きづらさを改善するためには、HSPであることを受け入れて、自分に合った対処方法を見つける

HSPの人は少数派なので、生きづらいと感じる機会は多いかもしれません。

しかし、少数派でも同じ気持ちで生きている仲間はいます。

無理をせず、休みながら乗り越えていきましょう。

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