HSPは気持ちの切り替えが苦手?ネガティブ思考を断ち切る方法

HSP

「気持ちの切り替えが上手く出来ない」

「失敗を長く引きずってしまう」

HSPの人はとっても繊細なので、一度落ち込むと立ち直るまで時間がかかります。

今回はそんな落ち込みやすい人のために、上手な気持ちの切り替え方をご紹介します。

 

ふゆ
ふゆ

この記事は内向型HSPのふゆの体験を元に書いています。

この記事を読むと

・HSPの人の気持ちの変化が分かる
・気持ちの切り替えができない理由が分かる
・上手な気持ちの切り替え方が分かる

気持ちの切り替えが苦手な人の特徴

まずは気持ちの切り替えが苦手な人の特徴を理解しましょう。

感情や思考に支配されてしまう

気持ちの切り替えが苦手な人は、自分の感情と事実を分ける事が出来ません。

「客観的に見た事実」と「自分の感情や思考」は切り離して考えましょう。

この2つを切り離すことが出来ない人は、ネガティブな考えに支配され、

立ち直りが遅くなります。

言いたいことが言えない

相手の発言で嫌な気持ちになった際、「なぜそう言われたのか」

相手に確認せずに自分の憶測で解釈していませんか。

憶測で物事を考えても解決しません。

解決しないといつまでも考えてしまい、その分切り替えが遅くなります。

 

言いたいことが言えないだけで、無駄に考え込んでしまいます。

相手に確認すればすぐ解決する問題は、そもそも悩む必要はありません。

心配性

心配性な方は不安な気持ちから、切り替えが上手く出来ません。

一人で考えていると、マイナスイメージが膨らんでしまいます。

心配性はリスク回避が出来るというポジティブな面もありますが、

過度な心配性は不安を大きくしてしまいます。

完璧主義で自分に厳しい

完璧主義者は、ちょっとのミスや違和感も許せません。

ミスや失敗をしてしまうと、過剰に自分を責めます。

また、相手にも同じ要求をするので、要求された相手も疲れてしまいます。

自分にも相手にも厳しい完璧主義者は、ちょっとの事でも気になるので、

気持ちの切り替えが上手く出来ません。

人に相談が出来ない

人に頼ったり相談が出来ず、一人で抱え込んでしまう人も気持ちを引きずります。

1人で考えるとどんどんマイナスイメージが膨らみます。

マイナス思考に陥ると新たな発想が出てこないので、フラットな状態に戻すのにも時間がかかります。

 

HSPの人の特徴

なぜHSPの人が気持ちの切り替えが出来ないといわれるのでしょうか。

HSPの人の特徴を見ていきましょう。

感受性が高い

周囲の感情を読み取り、自分の事のように感じる共感力が高いです。

映画やドラマ、芸術作品などに感情移入することも多く、感受性が豊かです。

感情移入を深くなると、気持ちをすぐに切り替える事が出来なくなります。

周囲の空気を敏感に感じ取る

HSPの人は外部からの刺激に敏感に反応します。

相手の感情や気候の変化、雰囲気も敏感に感じ取ります。

 

多くのエネルギーを一気に吸収してしまうので、情報処理が上手く出来ない事があります。

その結果、感情がコントロールできなくなったり、疲れやすいです。

情報が過剰になり、気持ちもどう切り替えていいのかわからなくなります。

自己肯定感が低い傾向にある

HSPの人は敏感で繊細な性格から、対人関係で苦労している人が多いでしょう。

対人関係でうまくいかない事があると、自分を責めてしまう事があります。

それを積み重ねると、ネガティブ思考を生み、自己肯定感が低くなります。

 

自己否定が続くと、そこから肯定への切り替えはさらに難しくなっていきます。

HSPについて詳しく知りたい方は参考文献をご紹介します。




上手な気持ちの切り替え方

気持ちの切り替えが上手くできない理由とHSPの特徴は似ている部分が多いので、

HSPの人は気持ちの切り替えが苦手な人が多いのです。

ではどのようにして解決していけば良いのでしょうか。

気持ちと上手に付き合うヒントをご紹介します。

感情を表に出す

気持ちの切り替えには感情を表に出すことが大切です。

感情を押し殺し、我慢していると気持ちを切り替える事が出来ません。

 

嬉しい時はもちろん、悲しい時や悔しい時、怒りの感情も一度受け止めたら表に出してみましょう。

むやみに人に当たったりするのは良くないのですが、ストレス発散方法をいくつか作っておき

感情が高まった際には解放してあげましょう。

感情を表に出すことでスッキリします。

自分の気持ちに素直になり、原因を追究する

落ち込んだ気分から立ち直りたいとき、なぜ落ち込んだのか原因を追究することが必要です。

そのために、まずは自分の気持ちに素直になりましょう。

 

「自分はどう感じていて、どうしたいのか」

素直な気持ちと向き合う事で、探していた答えが見つかるかもしれません。

答えが見つかったらそれに向かって行動するだけです。

もやもやの気持ちの正体が分かれば、次のステップに進むことができます。

1人であれこれ考えず、人に相談する

1人で悩むと、無駄に深く考えすぎてしまいます。

すぐに答えが見つからない場合には、人に話してみましょう。

 

信頼できる人に話をするだけでも、ストレスは軽減されます。

人に話すことで自分の考えが整理出来たり、自分では思いつかなかった考えが聞けるかもしれません。

案外簡単に解決方法が見つかることもありますよ。

好きな事に没頭する

考えすぎて悩みの沼にはまってしまったら、考えることをやめ、

自分の好きな事に時間を費やしてみましょう。

好きな事をしていると、考えなくても良い余計な悩みがなくなります。

 

さらに、解決しなければならない悩みのヒントが見つかるかもしれません。

無駄な事が排除されると、本来の課題がはっきり分かり、気持ちがリセットされます。

まとめ

気持ちの切り替えが上手く出来ない人は、自分の中で深く考えすぎてしまう事が主な原因です。

悩みのタネをしっかり把握し、自分の気持ちに素直になって解決していきましょう。

ひとりで悩まず、信頼できる人に相談できるようになっていけるとさらに良いですね。

すぐに切り替え上手になる必要はありません。

無理せずマイペースに解決していきましょう。

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