疎外感を感じやすい人の特徴とHSPの関係/克服方法もご紹介

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ふゆ
ふゆ

職場でも飲み会でも、疎外感を感じることが多い。

これって私のせい?

  • 学校では共通の話題についていけず、仲の良い友達が出来なくてひとりぼっち
  • 職場で仲良く話せる人が出来なくて疎外感を感じる
  • 飲み会やパーティーは輪の中に入れないので参加したくない

 

周りと自分の間の価値観や温度差で感じる疎外感。

誰もが感じたことがあるのではないでしょうか。

しかし、疎外感を感じやすい人には理由があります。

 

私も幼少期から疎外感は様々な場面で感じてきました。

・学校では親友と呼べるような友達ができずに、いじめられていないのにひとりぼっち。
・就職してからは職場になじめず、転職を繰り返してきました。
・飲み会は地獄。断ることもできずに仕方なく参加。終わる時間ばかり気にしている。

 

そんな私の体験談とHSP(とっても繊細な人)な性格を交えながら、

疎外感を感じやすい人の特徴と克服方法について解説いたします。

この記事で分かること

・疎外感を感じる人の特徴
・HSPの人が疎外感を感じやすい理由・克服方法

疎外感とは?

  • 自分だけ仲間はずれにされていると感じること
  • 必要とされていない感覚を持つこと

 

大人数でいる時や、学校や職場で、自分だけ仲間外れにされているような、

ひとりぼっちにされたような感覚を感じる事です。

 

会話の中に入っていけなかったり、考え方が合わなかったり、

盛り上がっている話題についていけなかったり、

誰しも一度は感じたことがあるのではないでしょうか。

疎外感を感じやすい人の特徴

疎外感を感じやすい人には特徴があります。

特にHSPの人が疎外感を感じやすい理由は、人との関わりが苦手だからです。

繊細な性格なので、「傷つくくらいなら一人でいた方がまし」と考えてしまいます。

人見知りやコミュニケーションが苦手な人も疎外感を感じやすい傾向にあります。

周囲の顔色や反応を気にしすぎている

嫌われたらどうしよう、自分が会話に入ったら空気を壊すのではないか。

輪に入っていく前に、ネガティブに考えてしまいます。

 

周囲の反応を気にしすぎて自分の意見を言えないと次第に疎外感を感じます。

頼まれた事を断れなかったり、嫌な事を言われても何も反論できない状況が続くと、

その人間関係で疎外感を感じるようになります。

自己肯定感が低い

自分には価値がない、と自分を肯定できない人は疎外感を感じやすいです。

 

「自分が輪の中に入ったら、迷惑なのではないか」

「私が発言しても、共感されることはないだろう」

「周囲の人と意見が合わないのは自分がおかしいからだ」

と考えて被害妄想で自分を責めて落ち込みます。

傍観者になって、身を守ることばかり考えている

HSPの人は周囲から距離を取って接しています。

その理由は、刺激を受けすぎないためでもあり、全体を把握してから動く性格でもあるからです。

 

様々な他人の感情にも流されやすいため、周囲の感情を汲み取って話そうとします。

そのため、中々輪に入っていけません。

 

「こう言ったら、あの人は不快に思うのではないか」

「あの人とこの人の意見が違う、自分はどう立ち振る舞うべきか」

傍観者視点で考えているので、考えすぎてしまいます。

 

相手の事を考えているようですが、自分が傷つかないような対応を考えている時もあります。

身を守ってばかりいると、ふとした瞬間に疎外感を感じます。

信頼できる人間関係を構築できない

上記3点の事を踏まえると、疎外感を感じる人は、

そのコミュニティに対して信頼できる人間関係を構築できていないケースが多いです。

 

  • 警戒心が強く、周囲の評価ばかり気にしてしまう
  • 人の言う事を聞いてばかりで自分の意見が言えない

 

人との関わりを避けてきたので、深い関係性になることがなく、

人との関わり方が分からない、対処法が分からないから逃げてしまう。

その結果疎外感を感じる、というパターンが多いです。

疎外感から抜け出す、克服方法

疎外感から抜け出すには、

信頼できる人間関係の構築と自分の正しい身の守り方が必要です。

自分自身を認める

まずは、自己肯定感を少しずつ高めていきましょう。

成功体験を感じると、自己肯定感を高めことに繋がります。

 

コミュニケーションの中成功大変を積み上げていきましょう。

・挨拶は自ら行います。(よっぽど嫌われていなければ無視されることはありません)

・褒められたら、素直に喜ぶ。そして褒め返す。

・何かしてもらったら、お返しをする。

 

全て当たり前で常識的な事ですが、自分の事ばかり考えていると意外と出来ていない事があります。

自己肯定感が低い人は自分の事で頭がいっぱいで、相手の気持ちを考えられない場合があります。

自己目線ではなく、他社目線を持ちましょう。

 

自分から行動することを心掛けるだけでも「○○できた」と自己肯定感が高まっていきます。

相手の反応を気にしすぎない

周囲からの評価で自分の価値を決めていると、期待した反応や評価がもらえなかった場合、

傷ついて自信を無くしてしまいます。

そうなると自己肯定感もさがり、疎外感からも抜け出せません。

 

相手は自分と違うので、考え方が違うのは当たり前。

合わない人がいるのも仕方がない事、と受け入れましょう。

 

意見が違ったら、「自分がおかしい」と考えるのではなく、

「この人とは考え方が違うんだな」「こういう意見もあるんだな」と受け入れましょう。

 

これだけの事で、気持ちが楽になります。

コミュニケーションでの立ち位置を決める

疎外感を感じる人は、何の計画もなく話に入ることが出来ません。

あれこれ考えているうちに、会話に入れないまま話題が変わってしまう事も。

 

解決方法としては、自分の立ち位置、立ち振る舞い方を決めましょう。

話すのが苦手なら、聞き役に回って質問をしてみる。

質問はもっともスムーズに会話に入る方法です。

質問に答えてくれる=自分に向かって話してくれるので、輪の中に入りやすいです。

 

悩みを聞いてあげる

HSPの人は相手の気持ちを察する能力が高いので、相手の悩みに共感してあげる事で

信頼関係の構築のきっかけになります。

 

コミュニケーションでも立ち位置を決めてその役に徹することで、疎外感をなくすことが出来ます。

疎外感を感じる合わない場所にはいかない

無理に出来ないことをしたり、場違いな場所に行く必要はありません。

休日や、プライベートな時間は一緒にいて楽しい友人と過ごしましょう。

 

大人数のカラオケやパーティー、飲み会や合コンなどは疲労するので、避けましょう。

合わない環境に無理に身を置く必要はありません。

自分に合った楽しい時間を過ごすことで、疎外感や孤独感は感じなくなります。

1人でも楽しめる事、集中して充実感を得られることが見つかると、

寂しいと感じる事もなくなります。

まとめ

疎外感を感じる人は、人間関係を構築方法が分からない

疎外感を感じにくくするためには、会話には質問から入ることと、自分の立ち位置を決めること

全員と仲良くする必要はありません。意見が違うのは当たり前です。

質問から入り、立ち位置を決める事で会話の中に入りやすくなります。

 

また、自分の時間を楽しんだり、一人でいる時間が充実してくると、自然と疎外感を感じる事もなくなってきますよ。

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