社会人が読解力を鍛える5つのポイント!会話でも役立つ読解力アップ法

仕事スキル

「相手の言いたいことが分からない」

「読解力がないのかな」

と感じた事はありますか?

一方で、要点が分からない話だな~と思っていても、

すっと理解できる人もいますよね。

 

この差はいったい何なのでしょう。

・読解力をアップして、会話をスムーズに進めたい。
・読解力をアップして、相手との誤解をなくしたい。

読解力がない人は何が足りないのか、どうやって高めればいいのかを学んでいきましょう。

読解力とは

・文章を読み解き正しく理解する力
・相手の言いたいことを理解する力
学生時代は勉強や受験において読解力が重要視されています。
社会人になってからも、メールや電話、会話でも読解力は必要な重要スキルです。

読解力がある人とない人は何が違う?

相手の話が分かりやすい時には読解力に差は出ません。

差が出るのは相手の話が分かりにくい時です。

多くの人が「分かりにくい」と思っている時に理解できる人はどのような姿勢で聞いているのでしょうか。

読解力がある人とない人の違い
・しっかり話を聞いているか
・分かったふりをしていないか
・言葉通りに受け取っていないか
・相手の背景まで見て話しを聞いているか

読解力がある人の思考回路

読解力がある人の話の聞き方に注目していきます。

相手が何の話をしようとしているのか、相手に集中している

読解力がある人は、相手の話に集中しています。

当たり前のようですが、意外とできていない人が多いです。

相手が話している間に自分の次に話すこと、別の話題の事を考えていませんか?

話を聞くときは

  • 相手が何の話をしようとしているのか
  • 何を伝えたいのか

表情や声のトーン、相手の状態や性格を考えて聞いているので、相手の事を理解することができます。

具体と抽象で把握する

話を聞いていると、具体と抽象が行き来することがあります。

急に理解できなくなった時は、抽象度を上げて話している可能性があります。

 

では、抽象度を上げて話す時はどんな時でしょうか。

  • 自分でも理解が深まっていない話をするとき
  • 他の人から聞いた話をするとき
  • 言いずらい事を遠回しに伝えたいとき

 

読解力がない人は言葉のまま受け取るので、

誤解をして受け取り、間違って伝わってしまう可能性が高まります。

 

直接言いたいけどそのまま伝えてしまうと相手が傷ついてしまうから、

遠回しに注意することはありませんか?

理解のある人は受け取ってくれると思うのですが、読解力がない人には何も響かなかい事があります。

 

読解力のある人は、その人の背景を見て話しを聞いているので、

抽象度が上がったときには、何か言いにくい事があるんだな、とより傾聴することができます。

自分の中に相手の頭の中の仮説を立てて考える

読解力がある人は、相手の話のゴールを想像しながら聞いています。

聞きながら整理をして、相手の頭の中を自分の頭の中で組み立てていくイメージです。

相手の頭の中⇔自分の頭の中を行き来し、相違がないか確認しつつ聞いています。

 

「この発言をしたから、こういう結論になるのではないか?」

「相手の表情が硬いから、○○を解決してほしいのではないか?」

 

客観的に相手の状態を見ながら考える事が出来るので、理解が早いのです。

普段から情報を得ている

相手の話に「ピンとくる」のは、常に情報をインプットしているからです。

普段から相手に関心を持ち、相手の状態を把握しながら話を聞きます。

 

普段の状態と比較して何か変わったことはないか、比較しながら聞いているので、

相手の変化を敏感に察知できるようになります。

読解力上げるために

読解力が低いと感じている人が読解力を上げるための方法をご紹介します。

語彙力を上げる

語彙力は知識、学習の基礎です。

説明する時には「子どもでもわかる言葉」が良いとされていますが、

分かりやすく説明する能力も、語彙力あってこその事。

意味が分からない言葉はもちろん、なんとなく使っている言葉も

本当に正しい意味をこの機会に調べ直してみるのも良いでしょう。

具体と抽象を区別し、行き来の練習をする

読解力がない人は具体と抽象の区別がすぐに出来ません。

文章は抽象的な話をしたら、具体的には~と説明したり、

具体的な話をした後に、まとめると~と抽象的にまとめます。

 

読書をしながらでも、具体か抽象かに着目しながら読んでみると、

区別がすぐに出来るようになります。

具体的な話を自分なりに抽象化してみたり、その逆をしたりする練習をしてみるのも効果的です。


自分の意見と別角度から考えてみる

人は無意識に、自分の意見、考えの範囲内で理解してしまいます。

そのため、相手に確認をせずに話を聞いていると、認識が違っていた、という事が起こります。

メールで曖昧な表現をされていた時、自分の考えの中で「きっとこうだろう」と

自分の考え寄りに認識してしまったことはありませんか?

 

自分の考えは正しく思えてしまうものですが、それは自分の経験の中での結論です。

自分と異なる経験をしている人は違った考えがあるはずです。

あえて視点を変えて考えてみる癖をつけてみましょう。

本の要約をする

読解力を上げるためには、本を要約するのが有効的です。

  • 何について書かれているのか
  • 結局何が言いたいのか

この2つに着目して100文字前後でまとめる練習をすると、読解力が深まります。

 

Twitterが140文字なので、本を読んだらTwitterで要約する、という練習も効果的ですね。

相手の話に集中する

何と言ってもこれに尽きます。

相手の話に集中すれば色んな情報があるので、理解が深まります。

表情や声のトーンはもちろんの事、

相手の特徴(性格や今の状態)を理解観察しながら聞きます。

また、相手との信頼関係の深さで、本音なのか、遠回しに話していて汲み取ってほしい内容があるのかも考えるようにしましょう。

まとめ

読解力がある人は、普段から情報をインプットし、相手の話に集中して聞いている

読解力を上げるためには①具体と抽象を行き来する②本を要約する

読解力アップは即効性のあるものではありません。

日々少しずつ積み上げていきましょう。


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