
仕事が長続きしない。
転職を繰り返してしまうのはHSPのせいなの?
何度転職しても、環境が合わずまた転職してしまう。
正社員にも関わらず、転職を繰り返していませんか?
転職がスキルアップに繋がっているのであれば問題ありませんが、
合わないからと、仕事を転々としている場合には、
転職の仕方や考え方が間違っているのかもしれません。

この記事を書いた内向型HSPのふゆです。
転職は4回経験しています。
この記事では、転職をしたいと悩んでいる方に向けて、
正しい転職の仕方と考え方をご紹介します。
主にHSPの人向けに書いていますが、
転職する際の注意点はHSPに関わらず共通しています。
この記事を読むと…
・転職を繰り返してしまう理由とは?
・転職前に考えるべきこと
・適職の見つけ方について
悩みを減らして、もっと気楽に仕事に取り組みましょう!
HSPの定義
HSPとは、「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」
生まれつき「非常に感受性が強く敏感な気質もった人」です。
詳細は参考記事をご覧ください。
HSPの苦手分野
個人差はあるものの、HSPさんは共通の悩みを持っています。
「仕事内容」で苦手とすることと、
「人間関係」で悩みがちなことの2つに分けてご紹介します。
苦手分野を把握して、苦手分野が重要視される仕事は避けましょう。
仕事内容 編
- 同時に複数の作業をこなす、マルチタスク
- 正確さよりもスピード重視の仕事
- 締め切りが急に早まったり、緊急を要する仕事
- 計画を立てて順番に対応しているので、急な変更に対応すること
人間関係 編
- 人から言われた些細な事に傷ついてしまう
- 怒っている人を見ると自分のせいなのではないか、とネガティブに考える
- 周囲を気にするあまり、仕事を人に頼めない
- 良心的で人の悪口を言わないが、それが仇となり、いじめの標的になりやすい
HSPの適職とは?
HSPの人の仕事選びは、HSP特有の性格を長所と捉え、
長所を活かせる仕事を探すのがポイントです。
HSPの得意分野が活かせる仕事
①感受性が豊かで直感力がある
⇒クリエイティブな仕事
②共感力が高いので、人の気持ちを理解することができる
⇒人を癒す仕事や自然と触れ合う仕事
花屋、植物園のスタッフ、動物関係の仕事
③気になったことはとことん追求できる、正確な対応ができる
⇒エンジニアや研究職
転職前に考えるべきこと
HSPの人に向いている仕事を紹介いたしましたが、
これらがすべての人に当てはまるわけではありません。
HSPの特徴は画一的ではありませんし、
その人が持っている能力や才能にはもちろん個人差があります。
転職を考える前に考えるべきことを紹介します。
一度冷静になって考える時間を作ってください。
何に悩んでいるのか洗い出す
まずは現状の悩みをメモに全て書き出してみてください。
些細な事も全て洗い出してみましょう。
書き出すことで頭の中がすっきりし、悩みが明確となります。
今の職場で悩みは解決できるのか
悩みを洗い出したら、一つ一つ解決方法を考えてみましょう。
転職は大きな決断です。
転職を繰り返すと、決断の重みは回数ごとに増していきます。
安易に転職を決断する前に、その悩みが今の職場で解決できないか再確認してください。
⇒席替えや、チーム替え、異動願いはできませんか?
⇒仕事の割り振りや部署異動で変わる部分はありませんか?
例)仕事の量が多い⇒同僚や後輩に手伝ってもらう、先輩に相談して担当業務を減らしてもらう。
HSPの人は相手に何かを仕事を頼むのが苦手です。
周囲を見渡すと、みんな忙しそうにしてて頼みにくいですよね。
でももし、相手に頼むことで悩みが解決出来るとしたらどうでしょうか。
些細な事からでも人に頼めるようにすると、肩の荷が下りたように楽になります。
転職しなくても解決できることがあります。
もしいまあなたが誰にも相談せずに転職を考えているとしたら、
自分ひとりで悩まずに、相談してください。
HSPの人は相談に乗るのは得意なのに、相談するは苦手ですよね。
あなたが相談に乗ってくれるように、他の人も話を聞いてくれますよ。
相談に乗ってもらえると「信頼されているんだ」と喜ぶ先輩もいます。
社内の人には出来ない場合には、信頼できる友人でも良いでしょう。
誰かに話すことで解決方法が見つかることもあります。
転職したら解決する悩みなのか
今の職場での解決方法が見つからなかった方へ。
「その悩みは転職したらなくなりますか?」
悩みが人間関係によるところが多い場合、転職しても同じ状況に陥る可能性があります。
転職先の人間関係は、働いてみないと分からないですよね。
●いくら人と接する機会が少ない会社でも、完全に一人で出来る仕事はありません。 少人数の会社であればあるほど、苦手な人がいたら逃げられません。
今の状況より人間関係が悪くなる場合、それでも転職しますか?
少しキツイ言い方になりましたが、転職を否定している訳ではありません。
ただ、転職を繰り返すと2回目以降の転職は確実に不利になります。
それも踏まえて慎重に決断しましょう。
転職は重要な人生の決断の一つです。失敗して欲しくないのです。
例外として、
パワハラ・セクハラを受けている場合にはすぐに正式な窓口に、必ず相談してください。
好きな事を把握し、得意・不得意を把握する
転職の理由が仕事内容だった場合、
転職先を決める前にもう一度自己分析から始めましょう。
自分の性格(長所・短所)と得意分野・不得意分野を把握することが重要です。
HSPの人はそれにプラスして、どんな職場環境が快適と感じるのか考えましょう。
不快と感じる労働環境を把握しておくことで、事前に回避することが出来ます。
まとめ
- 苦手分野を把握して、自分の長所と比較し、得意な事を活かせる仕事が適職です。
- 転職を決断する前に、今の職場で本当に悩みが解決できないか考えてみましょう。
転職はひとりで決断せず、身近な人に相談してみましょう。
感情や勢いで決断してしまうと、転職先で同じ悩みを抱えてしまう可能性が高くなります。
少しでも転職を決める参考になったら嬉しいです。
悩み過ぎず、適度にリフレッシュしながら仕事に取り組みましょう。
コメント