HSPは敏感すぎて疲れやすい|対策・対処方法

HSP

職場や学校で、街中で、友達との飲み会でも…

いつも周囲の目を気にしながら生きている。

毎日家に帰る頃にはぐったり。

そんな生活をしていませんか?

ふゆ
ふゆ

この記事を書いた内向型HSPのふゆです。

毎日疲れ切っていたら生きていくのがつらくなりますよね。

疲れた時の対策・対処方法をご紹介します。

この記事を読むと

・なぜHSPの人が疲れてしまうのかが分かる
・生きづらさの原因が分かる
・生きづらいと感じていることの対策・対処方法が分かる

HSPの定義

HSPとは、「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」

生まれつき「非常に感受性が強く敏感な気質もった人」という意味で、

頭文字をとって「HSP(エイチ・エス・ピー」と呼ばれています。

HSPは環境や性格などの後天的なものではなく、先天的な気質、生まれ持った性質であることがわかっています。

改善方法

HSPは生まれ持った性質です。

すぐに全てを変える事は難しいです。

まずはHSPであることを認識し、少しずつ意識を変えることで改善することができます。

無理をしない

HSPの人は「無理している」という感覚がなく、頑張りすぎてしまう方が多いです。

真面目でコツコツ努力家で、常に自分より相手を優先して行動します。

全員と円滑に付き合おうとするので、あまり得意ではない人とも仲良くしようと努力します。

苦手な人ほど、苦手と思っていることを気づかれないように好意的に接します。

 

周囲にアンテナを張り巡らせて生きているので、1人になってふと気付くと疲れ切っています。

家に帰ったら動けないくらいぐったりしてしまう人は「無理をしているかも」と自覚を持ちましょう。

抱え込まない

HSPの人は性格上、人に相談するのが苦手な人が多いです。

相談しないで、自分であれこれ考えて悩んでしまいます。

 

人に話してみたら意外と簡単に解決方法が見つかることがあります。

抱え込む前に、友人や家族と気軽に話せる環境作りから始めましょう

快適だと感じる環境を作っておく

HSPの人は、良いものも悪いものも敏感に反応します。

自分の好きなもの、心地よいものは、HSPでない人の何倍も幸せを感じることが出来ます。

 

家の中でのリラックスのほかに、お気に入りのカフェやお店、美術館や公園など、

快適でリラックスできる環境をいくつか作っておくと安心できます。

困る前に、対策しておこう

神経をすり減らしてしまう前に、事前対策するのが重要です。

事前対策を考えておくことで、傷ついたり落ち込んだりする回数が減らせます。

あれこれ他人の事を考える前に自分の感情を把握して受け止める

HSPの人は何か問題が起こると、

「何がいけなかったのか、自分の対応に不備があったのか」

「あの人はできているのに、なぜ私はできないのか」と

他人と比べたり、自分の責任だと決めつけて、自分を責めてしまう傾向にあります。

 

とっても敏感なので、自分が悪いと自己肯定するとしばらく引きずってしまいます。

なんで?どうして?と責めたり、他人と比較すると傷は深まります。

まずは、自分を責めたり否定したりせずに、自分の気持ちをありもままに受け止めてみましょう。

「これが嫌だった」「こう言われてショックだった」という素直な感情を吐き出し、

自分で慰めて自ら寄り添ってあげると、落ち着いてきます。

刺激予防アイテムを持ち歩く

HSPの人は五感に敏感です。

人によって異なりますが、私は聴覚・嗅覚が敏感です。

街中で話しかけられると、びっくりして心臓が止まりそうになります。

 

聴覚が敏感な方はイヤホン、耳栓を持ち歩きましょう。

私はイヤホンを耳栓代わりにしています。

 

対応アイテム

・聴覚:イヤホン、耳栓
・嗅覚:マスク、ハンカチ
・視覚:眼鏡、アイマスク
・触覚:肌触りのよいカーディガン、ストール

疲れ切ってしまったら、こう乗り切る

対応策を実行したとしても、疲れてしまう時、落ち込んでしまう時はあります。

そんな時も自分を責めないでください。

スイッチオフ!とりあえず、休みましょう

HSPの人は、全身に敏感なアンテナを張り巡らせて生活しているような状態です。

周囲の反応に敏感に反応してしまったら、一度全てスイッチオフ!

リラックスできる入浴剤でお風呂に入ったり

真っ暗で無音の状態で寝たり

周囲の情報が入らない状態に身を置いて落ち着きましょう。

相手にHSPのこと(自分の性質)を話してみる

とっても敏感で、周囲に話すのをためらう気持ちはよくわかります。

HSPは病気ではないので、話すことで言い訳だと思われてしまったり、

仕事上でマイナス評価になるのではないか、と考えてしまい

相談できないと悩んでいる人もいるかもしれません。

 

話すことで改善出来るとしたら…?相談してみるのも解決策のひとつです。

限界まで我慢する必要はありません。

職場環境で、音や光が気になったら、席替えを希望するだけでも改善できるかもしれません。

苦手な仕事があったら、上司にや先輩に相談して割り振りを再検討してもらうのも良いかもしれません。

生活上で居心地が悪いのであれば、家族にその旨を伝えてみましょう。


まとめ

事前対策:アイテムを活用する、自分の気持ちに正直に!

対処方法:休むことも大切。大切な人に相談してみましょう。

改善方法:無理をせず、疲れる前に休みましょう。リラックスできる環境を作る。

HSPは病気ではなく、性格や性質です。

受け入れてうまく付き合っていくのが大切です。

HSPの人は感受性が豊かで良心的、気遣いが出来る、と素晴らしい長所をたくさん持っています。

長所をうまく活かし、ストレスを軽減していきましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました