HSP(繊細で敏感な人)はいい人を辞めたらラクになる!自分らしさを大切に!

HSP

あなたは「優しい人」「いい人」って周囲から思われていますか?

「悪い人」よりは「いい人」って思われたいですよね。

しかし今回は、『いい人を辞めよう』のススメです。

ふゆ
ふゆ

内気なHSP「ふゆ」です。

会社で自分の居場所が見つけられず、4度の転職失敗経験あり。
人嫌いではないものの、人付き合いが下手です。
人に嫌われたくなくてずっといい人を演じて来ました。
いい人を演じる事はハイリスクローリターンであると実感し、
無理しないコミュニケーションを心掛けています。

いい人過ぎると、他人から利用・依存されたり、

気付かないうちに心が擦り減っているかもしれません。

 

特にHSP(とっても敏感な人)は優しい、いい人でいようと頑張ってしまうので、

人間関係に疲れてしまいます。

今回はそんなHSPさんへのアドバイスです。

・HSPの人が優しい、いい人な理由
・優しい、いい人は信頼できる友達が出来ない?
・いい人から卒業しよう

 

HSPの定義

HSPとは、「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」

生まれつき「非常に感受性が強く敏感な気質もった人」という意味で、

頭文字をとって「HSP(エイチ・エス・ピー」と呼ばれています。

HSPは環境や性格などの後天的なものではなく、先天的な気質、生まれ持った性質であることがわかっています。

HSPの人はいい人が多い?

HSPの特徴の一つとして、「人の気持ちに振り回られやすく、共感力が高い」があげられます。

HSPの特徴『DOES』についてはこちらで解説しています。

 

共感力が高いので、相手の考えや気持ちに深く共感します。

そのため、相手が嫌だと思う事は絶対にしません。

感情豊かなので、相手が喜んでいるのを見ると嬉しくなり、

悲しんでいると、一緒に悲しくなります。

 

人の気持ちに共感しやすいので、相手のして欲しい事も瞬時に読み取ることができます。

細やかな気遣いも出来るので、優しい、いい人が多いのです。

良い人を演じると、誰とも仲良くなれない

ふゆ
ふゆ

あなたはどんな思いで人と接していますか?

以下を思っていたら要注意です!

・嫌われたくないから、自分の意見と違くても、周囲の意見に合わせている。
・他人の気持ちを考えられるから、苦手な人ともうまく接することができる。
・みんなと仲良くなりたいから、誰の悪口も言わない。

一見問題ないように見えますが、以下のように思われてしまっているかもしれません。

・心を開かないから、上辺だけの関係でいたいのかな。
・誰にもいい顔して八方美人なんだな。
・自分の意見はないのかな。流されやすい人だな。

一生懸命頑張っていい人でいるのに、こんな風に思われていたらショックです…

いい人でいる事を頑張りすぎてしまうと、心から信頼できる友達を作るのが困難になります。

いい人からの卒業

いい人でいる事=正解ではない、という事が分かったと思います。

今まで必死で「いい子、いい人」でいようと頑張ってきた人は、拍子抜けする話です。

何のために頑張って来たんだ、とショックを受けるかもしれません。

でも心配ありません。これまでの頑張りを否定している訳ではありません。

少しだけ肩の力を抜くと、もう少しだけラクに生きれるよ、とアドバイスをさせてください。

人を嫌ってもいい、自分に正直に生きよう

親や学校では「みんなと仲良くするんだよ」「人の悪口を言うのは悪い事だ」と教育されます。

素直はHSPの人は文字通り受け取り、「人を嫌う事は悪だ」と信じ込んでいます。

 

全員と仲良くできて誰の事も嫌わずに生きていけたら幸せです。

しかし、実際そうはいきません。

色んな考え方、生き方の人がいるので、自分に不利益となる人も少なからずいます。

特にHSPの人は直観力が鋭いので、第一印象の「この人苦手かも」は高確率で当たります。

苦手ない人と無理に付き合うと、相手から過度な要求をされた時も断ることが出来ずに、

余計自分の首を絞める事になります。

嫌いな人とは距離を取り、上手く付き合っていきましょう。

自分の意見を伝えてみよう

HSPの人は周りの空気を読みすぎてしまう傾向があります。

例えば、

上司  :Aという意見で通したい。
先輩  :Aには反対、Bの意見を通したい
HSPさん:お客様の事を考えるとCが最適だと思う。

このような状況の場合、上司に「どう思う?」と聞かれても、

HSPさんはとっさにCだと言えません。

上司と先輩はの立場を考え、自分の意見を通すよりも、

2人の意見が違う事に着目してしまいます。

「上司はAの意見に同意してほしいと思っている、
でも先輩の立場も考えると、どう答えるの最適だろうか」

と相手が求めている最適な回答をしようと考えます。

これが職場ではなく、気の許した友人や家族であれば自分の意見を言えるはずです。

 

まずは自分の意見を尊重しましょう。

そして、相手の意見も理解していることを認めつつ自分の意見を伝える練習をしてみてください。

先ほどの例の場合、

「上司のAの意見も先輩のBの意見も良い部分があります。
私は顧客の事を考えるとCかと思いましたが、
今回はAの○○という部分に共感したので、Aの意見に賛成です。」

ただ上司の意見に賛成するよりも、自分の意見を含むことで、

考えた結果の判断なんだな、と相手に伝えることが出来ます。

人と境界線を作る

HSPの人は共感力が高いので、他人の感情に左右されやすいです。

自分と相手の間に境界線を作りましょう。

全ての人の間にアクリル板があるイメージです。

アクリル板越しに感情は流れてこない、とイメージしましょう。

 

相手の感情ではなく、自分の感情と深く付き合う事で、余裕が生まれます。

自分らしくいると、自分の感情やペースに合っている似た感性を持った人が寄ってきます。

自然と本当に心通わせられる友達が出来るようになりますよ。

まとめ

HSPの人は共感力が高く、人の気持ちを理解できるから優しい、いい人が多い

優しい、いい人でいる事に執着しすぎると、心から信頼できる人が出来ない

周囲の空気を読みすぎず、自分の意見や感情に正直になりましょう

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