HSPとは、「Highly Sensitive Person（ハイリー・センシティブ・パーソン）」
の頭文字を取った略称で「とっても感受性が強くて繊細で敏感な気質もった人」です。
HSPは生まれ持った性質です。
周囲の変化に過剰に反応してしまい、職場環境や人間関係に悩んでいませんか？
そんな職場環境に悩むHSPさんは在宅ワークに働き方を変えるとストレスが軽減します。
在宅ワークは徐々に広まってきていますが、まだ在宅ワークが許されていない職場で働いている方も多いでしょう。
無理なく働きやすい職場環境を作る方法と、在宅ワークへの移行方法やメリットについてご紹介します。
この記事を書いた内向型HSPのふゆです。
本業はオフィスで働いていますが、副業として在宅でライターをしています。
この記事を読むと
・なぜ在宅ワークがおすすめなのか？
・在宅ワークへの移行方法の手順
HSPさんの職場での悩み
HSPさんが職場で悩みを抱えるポイントや原因を一緒に見ていきましょう。
周囲の変化に敏感に反応し、疲れやすい
HSPは周囲の環境に敏感です。
- 周囲の言動や行動、感情
- 音や光、においなど五感に関わるもの
当たり前ですが、職場には多くの人がひとつのスペースに集まり、
様々な業務をしています。
HSPの人は、他人の言動や行動でその人の感情を敏感に察知します。
怒っていたり焦っていたり、マイナスな感情は心を揺さぶります。
「何で怒っているのかな、私の業務に不備があったかな…」
「あの人焦っている、ミスや誤りがあったのかな、何か手伝った方がいいかな…」
毎回深く考え、疲弊していきます。
周囲を見渡せることは素晴らしいのですが、他人との境界線はしっかり持って
他人の問題を自分の問題に置き換えないようにして対応しましょう。
仕事を抱え込んでしまう
HSPさんは周囲の空気を読むのが得意なので、
職場での立ち回りは上手にできます。
周囲からも信頼され、仕事を任されることも多いでしょう。
HSPさんは良心的なので断るのが苦手です。
頼まれた事は全て受けてしまいます。
そのうち、「この人に頼めばやってくれる」と思われてしまう可能性がありますので注意が必要です。
単に頼みやすいだけで依頼されると本来やるべき業務がおろそかになったり、
時間内に終わらず、他人の仕事で残業することになりかねません。
「頼みやすいから頼みたい」と「あなたに頼みたい」を見分けて
仕事を受け、断る勇気を持ちましょう。
満員電車での通勤
毎日の満員電車はHSPさんでなくとも苦痛ですよね。
毎日同じ時間に電車に乗り出社し、同じ時間に変える。
どうしてこんなに決まった時間に大勢出社するのだろうと思いながらも
抵抗できず毎日電車に乗っている…
コロナ後は時差出勤や在宅ワークが増え、多少満員電車も緩和されてきましたが、
まだまだ多くの人が電車で出勤しています。
満員電車は多くの方が不快感を抱え乗車しているので、
HSPさんはその不快感と距離感の近さに圧倒され、
電車に乗れなくなる人がいます。
私自身も、満員電車での通勤は頻繁にめまいや吐き気が起きるので悩んでいます。
マルチタスクや複雑な業務が苦手
社内業務では自分の担当業務以外に、電話対応、上司への報告や相談、
後輩への指導などマルチタスクが求められます。
社内の業務フローも煩雑で、別部署が関わる作業や顧客対応はさらに複雑化します。
多くの業務を同時進行で対応し、スピードとスケジュール管理が重要視されます。
HSPさんはひとつひとつ丁寧に細かく作業する方が得意な方が多いです。
途中で別の作業に移ることが許せず、完璧にこなすが故にスピードが遅くなることがあるでしょう。
マルチタスクが苦手なので仕事が遅いと周囲に印象を持たれる可能性があります。
HSPさんは在宅ワークがおすすめな理由
在宅ワークに切り替えることで得られるメリットをご紹介します。
人と会う必要がない
在宅ワークの職場は自宅になりますので、仕事中に人と会う必要はありません。
職場や通勤中に多くの人と関わり、疲れてしまう人にとっては最大のメリットです。
HSPの人は多くの人と関わることで、様々な感情に左右されそれだけで疲弊してしまうので
人との関わりが軽減されるだけでストレスが軽減されます。
満員電車に乗る必要もありません。
気を遣って職場の人と一緒にランチに行く必要もありません。
人間関係が簡素化される
オフィスで働いていると、多くの人とコミュニケーションを計り仕事を進めます。
会議や外出、接客等が入るとさらに関わりが大きくなります。
在宅ワークは完全に一人で作業が完結するわけではありませんが、
最低限の人間関係と連絡を取ることで簡潔します。
決められた人との報告で業務が進められるの事はストレスの軽減のみではなく、
スピード向上、集中力の強化にもつながります。
自分の業務に集中できる
HSPの人が影響を受けるのは人からの刺激だけではありません。
職場の音や光、温度にも左右されます。
オフィスでは多数の人が同じフロアで働いているので、
全員が快適な状態で働くことは不可能です。
特に敏感はHSPさんは大きな音や暑さ・寒さにも敏感に反応するでしょう。
自宅ではそれらの環境が自分で調整できるので、
自分で集中しやすい環境づくりを工夫することでより業務に集中できます。
時間が有効的に使える
在宅ワークに切り替えることで、通勤する必要がなくなります。
苦痛だった通勤時間が無くなることで、その分時間が有効的に使えます。
ストレスが軽減され、さらに自由時間が増える。
在宅ワークはに切り替えない理由はないのではないでしょうか。
在宅ワークのデメリット
在宅ワークのデメリットを見ていきましょう。
自己管理や責任感が大きい
在宅ワーク中は一人です。
一人で業務が完結できるのはメリットではありますが、
その分責任も自分で負わなければなりません。
業務量の調整や、進捗状況も全てひとりで把握します。
オフィスにいる時より責任感という意味でのストレスがかかる場合があります。
体調管理も自己管理に含まれます。
体調が悪く、仕事が出来ないときにも自分で業務量の調整をしなければなりません。
場合によってはよりコミュニケーション能力が必要とされるかもしれません。
相談が出来ない
HSPさんは人に相談するのが苦手な人が多い傾向にあります。
在宅ワークでは気軽に相談できる相手がいません。
誰にも言えず一人で悩まないためにも、相談できる環境作りを事前に作っておきましょう。
人混みの耐性が弱くなる
HSPさんは人混みが苦手です。
在宅ワークで外に出る機会が減ると、人と会ったり人混みを歩く耐性がより弱まります。
少し外出しただけでいつも以上にぐったりしてしまうかもしれません。
在宅ワークの種類と見つけ方
在宅ワークをするにはどうすればいいのでしょうか。
『HSPさんは感性が豊かなのでフリーランスがおすすめ』
と発信している方がいらっしゃいますが、
専門技術がある方は自分の得意を活かしてフリーランスを目指してもいいでしょう。
しかし、多くの方が『専門技術なんて持ってない』
『いきなりフリーランスはリスクが高すぎる』と考えます。
今回は専門的な技術0、事務職しか経験してこなかった
私でもできる方法をご紹介します。
クラウドソーシングサービス
簡単に幅広い仕事が見つかります。
企業や個人が不特定多数の人向けに様々な仕事を依頼しています。
TVCMもされるようになってきたので、知名度も上がってきています。
私が一番最初にした在宅での副業は、クラウドワークスでのライターの案件です。
初心者向けの案件からあるので、最初は単価は安いですが簡単な案件から受けて
徐々に単価を上げていきます。
文字を書くのはメールくらいしか経験はありませんでしたが、
初心者でも文字単価0.7円案件を受けることができました。
時給で働ける在宅ワークやフルリモートへの転職
クラウドソーシングサービスは案件を受けないと収入が得られません。
安定した収入を得たい場合には、時給や月給でお給料をもらえる仕事が良いでしょう。
好きな時間に好きなだけ働ける！在宅コールセンターの「コールシェア」
コールセンターに特化した在宅ワーク- 好きな時に好きなだけ働ける
- 完全リモートで仕事がしたい!!
- フルタイムで在宅ワークの転職を希望するなら、リモートワーク専門のエージェントへの登録がおすすめ
- 事務や秘書業務、コールセンター業務など幅広い業種が見つかる
まとめ
完全在宅ワークに切り替えるのは不安が残る方は、
副業から始めるのがおすすめです。
終業後や土日に働くので体力的にはつらいですが、金銭的余裕と心の余裕が出来ます。
本業にとらわれすぎない働き方は気分を軽くしてくれます。
本業100％だと逃げ道がない。
副業を少しずつ増やし、安定した収入が得られれば、会社にとらわれず自由に過ごせますよ。
コメント
[…] […]
[…] […]