HSPが孤独を感じる時。寂しいと悲観せずに孤独を楽しむ力をつけよう!

HSP

「会社で、学校で、周囲の輪に入れなくて孤立してしまう。」

「輪の中に入りたいわけではないけど、孤立していると寂しい気持ちになる。」

 

ひとりでいるのが好きだけど、孤独を感じて寂しい気分になりませんか?

頑張って周囲と仲良くやっていかなきゃいけない。

でも、誰かといても孤独を感じる時がある。

 

そんな方へお伝えしたいのが、孤独は寂しくなんかない、

むしろ楽しい事なんだ。という事。

ふゆ
ふゆ

内気なHSP「ふゆ」です。

会社で自分の居場所が見つけられず、4度の転職失敗経験あり。
人嫌いではないものの、人付き合いが下手です。
ひとりの時間は好きだけど、ひとりでいると周囲から友達がいない寂しい人と思われているのではないかと感じていました。

ひとりでいることの貴重さを知ることで、孤独をポジティブに捉えられるようになりました。今では海外旅行もひとりで行きます。

こんな方へのメッセージです。

・周囲と上手くやっていけずに、孤独を感じてしまう。
・一人でいる事は好きだけど、輪に入れないのが悩み。
・ずっと一人でいるのではないかと不安を感じる

孤独とは?

他人との接触・関係・連絡がない状態。

ひとりだ、と感じる心理状況。

孤独感と言う言葉を聞くと、多くの方がネガティブなイメージを抱きます。

 

あなたが周囲との関係に疲れてしまい、一人になりたいと思っていたらどうでしょうか。

孤独を選んだ方が楽に過ごせます。

孤独は決してネガティブな事ではありません。

ポジティブに考えて孤独を楽しんでいきましょう。

孤独を感じる時

どんな時に孤独を感じますか?

個人的には以下2つの理由が考えられます。

他人軸で生きている

常に周囲の反応を見て、意見や行動を真似している時、

自分の意見はみんなと違うんだな、と楽しさや考えを共有できない孤独を感じる。

 

「みんな」の楽しんでいること、嬉しいと思っていることは

必ずしも共感できるものではありません。

 

HSPの人は共感性が高く、性格上、相手の意見に合わせようとしてしまいます。

しかし、本当の自分はどう思うのか、周囲の意見と切り離して考えましょう。

  • 自分は何をしている時が楽しいのか
  • 自分はどんな場所が好きなのか
  • 誰と一緒にいると落ち着けるのか

 

自分が好きな事をしていると自己肯定感も高まります。

ひとりでいることが好きで落ち着くのであれば、それはネガティブな事ではありません。

固定概念にとらわれている

  • 友人は多いほうがいい
  • 結婚はした方が良い
  • 子どもはたくさん作った方がいい
  • 一人でいると孤独死を迎える

共感しましたか?こんな固定概念は捨てましょう!

 

少子高齢化で、人生100年時代とよく聞きますね。

長く生きるほど孤独でいる時間は長くなります。

多様化が進み、結婚観も変わり、結婚しない人生を選択する人もいます。

家庭観も変わり、結婚しても子どもを産まない夫婦もいます。

その結果として孤独死する人の数が増えるのは自然な事です。

 

孤独死を恐れる人がいますが、人は本来一人で死にます。

その時に家族に看取られたいと思うのであれば家族はいた方が良いと思いますが、

自分が幸せだったと思えればいい人生だったのではないかと私は思います。

孤独を寂しいと思う人と楽しんでいる人の違い

孤独を寂しいと思う方は、他人軸で生きているネガティブ思考な人です。

孤独を愛し、楽しんでいる人は、自分軸で生きているポジティブな思考な人です。

 

私はずっと孤独は寂しいと感じていました。

学校では孤独でいるといじめられているような感覚になりますし、

先生は「みんな仲良く」と教育します。

先生に言われて無理やり「仲良し」を偽るのは、苦痛しかありませんでした。

会社に入ってからも、(女性は特に)グループを重要視しするので、

未だに派閥がある企業もあるでしょう。

それに反発してひとりでいると陰湿ないじめに遭う確率が上がります。

(この場合はひとりでいるのも、仲良くするのもどっちに転んでも地獄です…

早く転職を考えましょう)

 

そんなネガティブな孤独をポジティブ孤独に変えられたのは、哲学のおかげでした。

多くの哲学書を執筆している小川仁志さんの「孤独を生き抜く哲学」

この本を読んで、孤独がいかに素晴らしいか、実感し自分の孤独も肯定できました。

多くの偉人たちも孤独を愛してきました。

何度でも読みたい、私の生き方の教科書です。


孤独はこんなに楽しい

孤独を愛せるようになると、楽しいことが増えます。

自由に時間を使える

ひとりでいると、誰かに気を遣って行動したり、

約束の時間に間に合うように時間を調整することがなくなります。

やりたいときに好きな事が出来るので、時間を有効活用することが出来ます。

 

私は時間通りに行動するのが苦手で、待ち合わせは極力したくありません。

待ち合わせをした場合、時間ぴったりに全員が集合することってありませんよね。

HSPの人は人を待たせるのが悪い、と思って早く集合する人も多いかと思います。

私は待たせるのも、待つのも嫌いです。

待ち合わせは必ず誰かの自由な時間を奪ってしまいます。

自分自身の本質が分かる

自分と向き合う時間が増えるので、自分を見つめなおす機会が多くなります。

誰かと一緒にいる気は、無意識のうちに気を遣い

自分の考えとは異なる意見に同調したり、人に好かれようと行動しています。

 

相手から見られる意識を常に感じてしまうので、自分自身と向き合うことが出来ません。

ひとりでいる事で、本来の自分と向き合う事ができます。

自分の考えや価値観を見つめなおすことで、自分のやりたいことや生きがいなど本質が分かるようになります。

やりたい事が見えてくる

自分と向き合い、本質が分かってくると、自然とやりたいことが見えてきます。

自分の好きなもの、環境に囲まれることで、考えも心もリセットされるので

やりたいことが分かってくるのです。

 

よく「自分のやりたいことが見つからない」と言う人がいます。

そもそも、やりたいことは見つけるものではありません。

なぜ見つけようとするのでしょうか。

それは周囲の目があるからです。

周囲の期待に応えられるような「やりたいこと」が見つからないのです。

周囲の目を気にせず、本来自分でやりたかったことを思い出しましょう。

幸せになる

やりたいことを好きなだけ出来る事はとても幸せな事です。

日々の人間関係のストレスから解放され、

ひとりで自由に過ごす時間は寂しいどころか楽しくて充実感のある時間です。

孤独を楽しむヒント

ひとりで楽しむ準備はできましたか?

まだ寂しさが拭えない方は以下の事から始めてみるのがおすすめです。

好きな事を好きなだけやる

仕事終わりや休日は好きなことができていますか。

仲間はずれにならないように孤独を恐れて、

仕事終わりも会社の人と付き合いがあったり

休日も無理に友人と過ごしていると、本来の自分を偽り続けることになります。

 

たまにはひとりの時間を作って本来の自分を取り戻しましょう

誘いを断る

HSPの人は「断る」という選択肢がないに等しいと思います。

誘われたら、出来るだけ参加できるように調整しようとしています。

せっかく誘われたし、断るは悪い、と思っていませんか。

これも他人軸で生きているからです。

 

全く興味がない場合には仕方なく参加される方が迷惑だったりします。

気が乗らなかったり、興味がない誘いには無理に参加する必要はありません。

一人旅に出る

一人旅は全て自分の決断で決まります。

まさに好きな時間に好きな事が出来るので、最高に幸せです。

他人に縛られることなく、いい事も悪い事も全て自己責任。

自信や度胸が付き、自分の事が好きになることが出来ます。

 

個人的におすすめなのは海外です。

国内は同じ日本人通しなので、ひとりで旅行していることに引け目を感じる時があります。

海外では、ひとりでいるからと言って気にする人は誰もいません。

それ以上に、自分からコミュニケーションを取っていかないと行動ができない状況になるので

「言葉が通じた」「行きたかった観光地にひとりで行けた」などの

成功体験が自信に繋がり、より楽しめます。

まとめ

人は本来孤独。長い人生の中ひとりでいる時間は長い

長い人生の中、誰もがひとりでいる時間があります。

長いとは言っても限りある人生。

やりたいことをやすきなことに時間を費やし、有意義に過ごさないともったいないです。

ずっと他人と一緒にいると疲れる。

自分の時間を大切にすることで、周囲の人を尊重し合う大切な時間とポジティブに考えます。

孤独が寂しいは他人軸を生きているから

ひとりでいると仲間外れだと思われないか、と感じてしまうのは他人軸の考え方です。

自分を軸にして、ひとりでいる時間は自分の人生を豊かにする有意義な時間と捉えます。

固定概念を捨ててひとり時間の心地よさを実感しよう

固定概念にとらわれるのは周囲の目を気にしているからです。

他人の事は気にせず、自分の時間を大切に過ごすことで、自由の心地よさが実感できます。

 

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