HSPの人にとって最適な働き方・雇用形態とは?派遣社員編【体験談】

HSP
困っている人
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HSPの人にとって働きやすい雇用形態って何だろう?

雇用形態は正社員・契約社員・派遣社員など様々です。

一昔前までは安定を求めて正社員を希望する人が多かったのですが、今は正社員も安定とは言えません。

そんな中転職を考えている方、雇用形態まで気にしてし転職活動していますか?

雇用形態によって働き方や保障が大きく変わります。

自分に合った雇用形態を選択しないと、働いてからのギャップを感じ、また転職したい!と思ってしまうかもしれません。

転職活動を始める前に、自分に合った雇用形態を見つけましょう。

 

ふゆ
ふゆ

この記事を書いた内向型HSPのふゆです。

 

私は正社員・契約社員・紹介予定派遣からの正社員登用を経験しました。

 

契約社員を考えているHSPの方へ、メリット・デメリットをご紹介します。

 

この記事で分かること
・一般的な契約社員のメリット・デメリット
・HSPにとっての契約社員のメリット・デメリット
・契約社員と派遣社員の違い

HSPの特徴

「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」は
とっても繊細で敏感な人の事で、生まれ持った気質です。
  • 様々な事に敏感に反応してしまうので、みんなが耐えられることが耐えられないことがあります。
  • 物事に対して深く考えるので、判断が遅いと思われることがあります。
  • 相手の影響を受けやすく、共感性が高いです。
  • 周囲の雰囲気を敏感に察知し、先回りして動くことができます。その一方不安や恐怖を人一倍感じています。

 

敏感・繊細で共感力が高いため、

HSPの人にとって職場の雰囲気や働く状況は重要度が高いです。

派遣社員のシステム

派遣社員
派遣会社に雇用され、派遣先企業で働きます。
直接雇用契約を結んでいるのは派遣会社ですが、
実際に働くのは派遣先の企業です。
派遣社員にも種類がありますが、今回は登録型派遣について取り上げます。
登録型派遣
派遣会社が派遣社員として働いてくれる人を「登録者」として募集します。
派遣会社は登録者の中から派遣先企業で働いてくれる人材を選抜して派遣先企業と派遣契約を結びます。
この時点で、選抜された人が、登録者から派遣社員となります。
派遣先で働いている期間のみ、派遣社員となり、給料が支払われ、社会保険や福利厚生が受けれます。

派遣社員のメリット

一般的に見た派遣社員のメリットをご紹介します。

自由度が高い

派遣社員はフルタイムで働く必要がありません。

仕事によっては週3~働けたり、時短勤務が可能な場合もあります。

子育て中の方や、プライベートを充実させたい人には向いている働き方です。

時給制なので残業もあまりないところが多く、正社員と比較すると自由度が高いです。

未経験の仕事にチャレンジできる

興味があるけど、正社員では未経験の採用がない職種が、派遣社員で募集している場合があります。

手の届かないハードルが高い大手企業でも、

派遣社員で事務職から挑戦し、会社の雰囲気を感じることも出来ます。

色々な職種を経験することで、スキルアップしながら自分に合った働き方や職種を見つけることができます。

派遣会社に相談ができる

派遣社員は、派遣先での仕事の悩みは派遣会社に相談することができます。

働きずらい点やトラブルがあれば、派遣会社から派遣先へ改善要求をしてくれます。

 

時給交渉や、契約満了後の新しい派遣先も派遣会社が

斡旋・サポートしてくれるので安心して働けます。

派遣社員のデメリット

続いて一般的に見たデメリットをご紹介します。

常に契約終了と隣り合わせ

派遣で働けるのは3年が上限です。(一部対象外の職種もあり)

3か月更新を3年を上限に繰り返します。

どんなに頑張って働いて派遣先へ貢献していても、

派遣先の状況で途中で契約終了となる可能性があり、常に不安と隣り合わせです。

スキルによって時給の差が大きい

専門職は時給が高く、正社員と同等の給料が得られます。

しかし、未経験の場合には最低賃金程度の時給しかもらえない事もあります。

 

好条件、好待遇の案件は倍率も高く、スキルを持っている人が優先され未経験の人には厳しいでしょう。

未経験の場合には、未経験からでも働きやすい一般事務やテレフォンオペレーターから始めて

経験を積んでいく必要があります。

責任感のある仕事ができない

派遣社員はどうしても正社員とのサポート的な業務が多くなります。

期間も決められているので、責任感のある仕事を任せてもらえません。

責任感のある仕事に就きたい場合には、スキルを積んで正社員登用に挑戦しましょう。

HSPの人は派遣社員に向いている?

メリット・デメリットを確認したところで、

HSPの人は派遣社員に向いているのか見ていきましょう。

HSP的メリット

・人間関係のしがらみが少ない
・時間に余裕ができる
・正社員と比較して責任感が少ない
・つらくなったらすぐ辞めれる
正社員で入社し、人間関係がうまくいかなかったら、つらいですよね。
辞めたくても、正社員だとなかなか辞めれません。
派遣社員であれば、合わなかったら最短3か月で別の職場に変わる事が出来ます。
フルタイム勤務も必須ではないので、自由度が高いのがメリットです。
マルチタスクが苦手なHSPにとっては、責任感が少ないのも嬉しいポイントでしょう。

HSP的デメリット

・職場を転々とするとその都度新しい環境になれる必要がある
・安定がなく、常に将来の不安が付きまとう
・正社員と比較して劣等感を感じてしまう
簡単に職場を変えることができるのはメリットですが、
初対面の人となかなか打ち解けられない人見知りHSPの人にとっては、新しい環境に慣れるまで苦労します。
やっと慣れてきた3年目で契約満了になってしまうと、また一から新しい環境になるのでデメリットです。
どんなに頑張っても契約満了がある、という不安定さはどうしても拭えません。
私はここが一番つらく、耐えれずに正社員登用を目指しました。
私がなぜそこまで不安になったかと言うと、実際に3か月づつ更新していた際に、
急に契約終了を言い渡されたからです。
「数か月先は無職」という衝撃は今でも忘れられません。
その時は別の派遣先にブランクなく再雇用出来ましたが、
一度経験した衝撃がトラウマでとなり、契約社員を辞めようと決意しました。

契約社員との違い

派遣社員と契約社員との大きな違いは、就業先と直接雇用を結んでいるかどうかです。

派遣社員 契約社員
雇用主 派遣会社 企業
契約期間 3・6・12か月 など 数か月~1年 など
給与 時給(派遣会社から) 時給、月給(年俸制)
福利厚生 人材派遣会社の福利厚生、教育制度もあり 正社員と比較すると限定的

 

まとめ

派遣社員は、自由度は高いけど、安定度は低い雇用形態です。

あなたはどちらを優先しますか?「何に重点を置くか」で今後の転職活動の選択が変わってきます。

 

私は安定が欲しかったので、正社員を選択しましたが、今の時代、正社員さえも安定とは言えません。

安定がないのであれば、自由度の高い派遣社員は選択肢の一つになり得ます。

あなたに合った適職がみつかりますよう、願っています。

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