「HSPは内向的、内気である」
こういったイメージを持っている人は少なくないと思います。
HSPについて聞いたことがある、くらいの人はほとんどこのイメージではないでしょうか。
実は似ているようで全部違います!
HSP=内向型=内気ではないんです。
「もしかしたらHSPかも?」と思っている人、
周囲にHSPの人がいる人には、ぜひこの違いを知ってほしいです。
理解するとイメージがガラッと変わりますよ。

この記事を書いた内向型HSPのふゆです。
HSPの特徴については、調べていくほど新たな発見があって面白いです。
一括りに「HSP」と言ってもその特徴はひとりひとり異なります。
HSPは内向的だ、というイメージを変えたく、この記事を書きました。
この記事で分かること
・なぜ混同されやすいのか?
・自分はどれに当てはまるのかわかる
HSPとは
とっても繊細で敏感な人の事で、生まれ持った気質です。
- 様々な事に敏感に反応してしまうので、みんなが耐えられることが耐えられないことがあります。
- 物事に対して深く考えるので、判断が遅いと思われることがあります。
- 相手の影響を受けやすく、共感性が高いです。
- 周囲の雰囲気を敏感に察知し、先回りして動くことができます。その一方不安や恐怖を人一倍感じています。
敏感・繊細な性格なので、HSPの人は内向型である割合が高いです。
内向型とは
内向型は自己の内部の思考や感情に心惹かれるのに対し、外向型は外部の人々や活動に心惹かれます。
内向型の特徴
・ひとりでいる時間を楽しめる
・文章の方が自分を表現できる・話したり考えたりする前に考える事が多い
・聞き役になることが多いが、自分が興味のある重要なテーマな時にはたくさん話す
・内容のない世間話は好まないが、関心のある話題について深く話し合うのは好き
・楽しい事をした後でも、外で何かした後は休息が必要
・せかされるのは好きではない
内気とは
続いて内気な性格についてみていきましょう。
内気は人の特徴
・周囲の目が気を気にする
・人前に立ったり、大勢の前で話すのが苦手
・人見知りで、人付き合いが苦手
・人の気持ちが分かり、気配りができる
・色々と考えるので思慮深い
なぜ勘違いされるのか
それぞれの特徴を見ていくと、なぜ勘違いされてしまうのか分かりましたでしょうか?
それぞれの特徴にかなり共通点がありましたね。
共通点が多い事から、勘違いされたり混同されやすいのです。
HSPと内向型
敏感で繊細な性格で、HSPの人の70%は内向的な性格です。
残り30%は外向的な性格で、HSS型HSPと言われています。
HSPは5人に1人、さらにその中での30%なので、人口の6%しかいません。
少数派なので、認知度が低く、「HSPは内向的だ」と理解している人が多いので
勘違いされてしまっています。
内向型と内気
特徴に似ている部分が多く、勘違いされやすいです。
・発言が少ない
周囲からはどちらもこのように捉えられるでしょう。
ところが、内向的な人と内気な人とでは心の中が全く異なります。
内向的な人
・発言が少ないのは、興味がないだけ。
・興味がないものには反応しないので、人見知り、消極的だと勘違いされる。
内気な人
・大人数での会話は自分の発言に自信がなく、周囲の反応が気になるので自分の意見が言えない。
内向的な人は、自分の性格や特徴を理解した上で、自分軸で行動できています。
まとめ
HSPは70%が内向型だが、30%は外向型
内向型は自分軸で行動できている人、内気は他人軸に振り回されてしまっている人
性格はみんな違うし、個性は強みになります。
自分の弱い部分やネガティブな部分も強みに変えて自分らしく生きていきましょう。
コメント
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